中学受験に必要な「進学塾」
ご存知の通り、中学受験はふつう、算国の2科目受験か算国社理の4科目受験をします。ペーパーテストを受けて良い点数を取れなければ中学に入学できません。そして、このテストの難易度が高いことが進学塾が存在する理由のひとつです。
つまり小学校で義務教育として学ぶ内容だけでは受験に対応できる学力がつかないのです。ですから、中学受験を目指す小学生は学校を終えた後も進学塾に通い、そのギャップを埋めていく努力をするわけです。
なぜ中学受験をするのか?
小学校、中学校と通常の義務教育を受けられるのになぜあえて中学校を受験するのでしょうか? 2007年の現在、義務教育で教わる内容は以前と比べ少なくなっています。「ゆとり教育」は単なる「お勉強」だけでなく、課外活動などを「ゆとり」の中で実践し、より活き活きとした学習を目指すという意義もある一方、「お勉強」として最低限学んでおきたい内容も学べないのではないのか?という不安を親御さんは与えてしまっています。
そしてこの親御さんの心配も一理あります。例えば、算数の円周率を3.14からただの3にした例が有名です。計算の負担を軽くすることで算数の計算以外の部分に子供の意識が向くように、という意図もあるとは思いますが、やはり「円の周の長さが、円に内側から接する6角形の周と同じ長さ」というのはいいかげんと言わざるを得ません。親御さんの義務教育カリキュラムに対する不安が、しっかりとした学力をつけさせてくれる中学を選んで子供を通わせたいと思わ、中学受験に向かわせるのかもしれません。
進学塾の良さ
進学塾に通う=ガリ勉という負のイメージも一般的にはあります。たしかに放課後や春夏冬の休みも塾に通って勉強をするので、そのイメージを抱かせるのも無理もありません。しかし、何かを犠牲にすればまた何かを得られることも事実です。進学塾で学ぶことにより得られることは文字通り「学力」です。中学受験で必要となる学力はその後の中学、高校の学力につながり、学ぶ負担を軽くします。
私の個人的な見解では、受験の難易度が高い中学に合格する学力は、小学校卒業時点で、公立高校の受験で必要な学力の8割くらいに相当すると言っても過言ではありません。この学力を子供に効率よくつけさせるノウハウをもっているのが進学塾といえます。
